試験突破にはまず試験の内容を知ることから
労働基準法を初めとする8つの大きな法律と最新の白書、50以上の細かな法律から出題される社会保険労務士試験は、1000時間を超える膨大な学習時間と効率よい学習法が必要とされる、とても難しい試験です。
この難関を突破するために、まずは試験の概要から確認していきます。
受験資格が細かく規定されていますので、自分が受験資格を満たしているか、必ずチェックしてください。
社会保険労務士試験の概要
- ●受験資格
- 学歴や実務経験、ほかの国家資格合格などの条件のうち、いずれか1つに該当している必要があります。
- 大学の一般教養科目修了者、短大・高専の卒業者
- 公務員で労働社会保険諸法令の事務に従事した期間が通算して3年以上、または行政事務に3年以上従事した者、民間企業や労働組合等で労務担当や労働社会保険諸法令の事務に通算3年以上従事した者
- 行政書士、司法試験2次試験、税理士試験、弁理士試験、公認会計士試験等の試験に合格し一定の資格を持っている者
- ●試験科目
- 8つの主な法律と一般常識で、あわせて8科目が出題されます。
- 労働基準法および労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
- 健康保険法
- 国民年金法
- 厚生年金保険法
- 労務管理その他の労働および社会保険に関する一般常識
- ●試験形式
- 試験は、午前と午後に行われます。午前は20個の語群の中から適切な語句を選んで穴埋めする選択式試験(40問80分)、午後は5つの文章の中から正しいものを1つ選択する択一式試験(70問210分)が行われる。
- ●合格基準
- 科目別得点と総得点の2つの条件を満たして合格とみなされます。合格基準点は毎年異なります。
※平成21年度の合格基準の例
- ①選択式試験は、総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし、労働基準法および労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、厚生年金保険法は2点以上)である者
- ②択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者